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カードの作り方

実際に作ってみよう!

「CS:C5」は、完全自由参加型のコレクションカードゲームです。
これを簡単に言い換えるなら、「作りたい人が自由に作って自由に公開してね」です。

制作手順

カード記入例
カード記入例

以下の作り方に沿って記入していくだけで、簡単にキャラのカードを作ることができます。

  1. カードのテンプレートを用意する
  2. イラスト」を貼り付ける
  3. 名前」と「肩書き」を記入する
  4. 著作者名」を記入する
  5. コメントやストーリー(フレーバーテキスト)」を記入する
  6. 体力」と「行動パターン」を記入する
  7. 完成

1. カードのテンプレートを用意する

まずは、制作する環境にあわせたテンプレートを入手してください。

2. 「イラスト」を貼り付ける

カードに載せるイラストを用意します。

  • 幅50mm×高さ46mm / 350dpi (幅689px×高さ634px)
  • ウェブサイト上などでの公開の場合、カラーモードはRGB
  • 家庭用プリンタで印刷する場合のカラーモードはRGB
  • 印刷所へ入稿する場合、カラーモードはCYMK

3. 「名前」と「肩書き」を記入する

キャラクターの名前と、肩書きや二つ名を書き込みます。
肩書きなどが特にない場合はキャラクター名の英語表記でもかまいません。
名前が長い場合は、文字を小さくしたり、幅を詰めたり長体にするなどしてください。
時には名前を削る(略称や通称にする)覚悟も必要。

4. 「著作者名」を記入する

カードに記載されているキャラが「どのような作品に登場するのか、誰が生み出したキャラクターなのか」ということを明確にするため、出典を記載します。
必要な情報は、「出典作品名・作品著作者(原作者)名」「カードのイラストレーター名」「カードの記入者名」です。

  • 作品著作者(原作者)とカードの製作者が同じ(つまりは自分のオリジナルキャラ)の場合は、原作者名を省くことができます。
  • イラストレーターとカードの製作者名が同じ場合は、イラストレーター名を省くことができます。
  • 製作者の後ろに所属サークル名などをいれるのは任意です。
  • 日本語表記、英語表記の選択は任意です。

5. 「コメントやストーリー(フレーバーテキスト)」を記入する

キャラクターにまつわる一言紹介や、キャラがイラストの中で発言していそうなセリフなど、スペースが許す限りでご記入ください。この項目は任意です。

  • 書き込めば書き込むだけ読みづらくなるので、1行で収めるのがスマートです。
    目安は13文字〜20文字程度。
  • この項目よりも「著作者名」が優先されます。
    「著作者名」の表記が長くなった結果、 「コメントやストーリー(フレーバーテキスト)」を書き込むスペースがなくなった場合は、この項目を記載することはできません。

6. 「体力」と「行動パターン」を記入する

キャラクターの体力の数値や、サイコロを振ったときに行なう行動のパターンとその効果を決めます。

体力(LIFE)

体力(LIFE)は、キャラクターがどれだけの攻撃に耐えれるかを示したものです。
平均値は100です。

行動パターン(ACTION PATTURN)

行動パターン(ACTION PATTURN)は、キャラがどういった行動を行なうかを書き表したものです。行動の名前とその効果、効果の説明(任意)を記入します。

「攻撃」

必殺技や特徴的な攻撃があれば、ぜひ記入して割り当ててください。
また、直接的で物理的な攻撃だけではなく、「蔑んだような目」や「罵る」など精神的に攻撃する物や、ダンスやスポーツのわざ*、魅力的な行動**なども「攻撃」として捉えてください。
記入した「攻撃」には、どれだけの力(破壊力・熟練度・罵倒度など)があるかを数値で割り当ててください。
最小値は10で、増減単位も10です。「25」とか「18」とか、半端な数値はやめてください。

「特殊能力」

「攻撃」に当てはまらない技能はこちらにあたります。
たとえば「応急処置」などで体力を回復させる、「精神集中」などで次回の行動の数値を底上げする、などです。
こちらも、どれだけの効果があるかを数値で割り当ててください。
(数値を倍にする効果を除き)最小値は10で、増減単位も10です。「+25」とか「18+」とか、半端な数値はやめてください。

特殊能力のガイドライン
  • 「応急処置 +10」……攻撃力10相当
  • 「精神集中 ×2(次回数値2倍)」……攻撃力30相当
  • 「心頭滅却 ×3(次回数値3倍)」……攻撃力40相当
  • 「心頭滅却 ×4(次回数値4倍)」……攻撃力50相当
  • 「ためこむ 10+(次回数値+10)」……攻撃力10相当

次回の行動の数値を底上げするものについては、「ミスの場合は無駄になる・重ねがけはできない(同じ目に当たった場合、前回の行動は実質的にミス扱い)」になります。

「ブランク」

「ミス」や「何もしない」「効果がない」といった、ゲームの進行上「何も起こらない」パターンです。
「何もしない」や「ミス」といった言葉だけではなく、「庭の盆栽に夢中になった」「たちくらみ」「はねる」など、そのキャラがどうして「何も出来なかった」のかを工夫してみると楽しいかもしれません。

行動パターンをすべて埋めると完成です。
このとき、体力と行動パターンの数値をすべて足したものが「200」を超えないようにしてください。

逆に、200を超えなければ何をしてもいいです。
割り振る攻撃力を少なくして、すべての目でアクションを起こせるようにしてもいいです。
一発逆転にかけて「ひとつが100、後はミス」でもいいです。
体力を削って攻撃力に回すのも、攻撃力を控えて体力を温存するのもいいでしょう。

すべてのキャラが同じ数値を基準にしてアクションパターンを組むので、「極端に強いカード」はありません。
その制約の中で、「確実にダメージを与えて行く」「一発逆転にかける」「体力がある」など、キャラの個性をあなたの考えで表現してください。

アリが勝つか、キリギリスが勝つかは、やってみないと分かりませんよ?

7. 完成

以上で完成です。
インターネット上で公開したり、家庭用プリンタで印刷したり、印刷所に持ち込んだりなど、完成したモノを形にして残しましょう。

CS:C5カードの公開について

特に制限はありません。常識の範囲内で、好きに公開・配布してください。
ただし、以下の点に注意してください。

  • オリジナルではないもの(既存作品のキャラクターを用いたものなど)については、ご自身のその作品のライセンスや著作権を侵害しないかをよくご確認の上、ご自身の責任で公開するようにしてください。
  • ご自身で描かれていないイラストを用いたものを公開する場合には、イラストを描かれた方の著作権を侵害しないか、利用許諾を得ているか等をご自身でよくご確認ください。
  • 「CS:C5」カードを公開したことによるトラブルに関して、企画元は一切責任を負いません。

バージョン情報

  • 160207 CS.C5 Style version 1.00
  • 100701 CS.DicePlaS Period.02
  • 090517 CS.DicePlaS Period.01
  • 090514 CS.DicePlaS バージョンRC1